西荻 うまいもの屋

2010年4月 8日 (木)

ギャラリーがらん日記 137

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http://www.gallery-garan.com/

西荻窪にもようやく穏やかな春が訪れたようです。

桜も満開を過ぎて、ちらほら青葉が混じり始めました。

三寒四温の続く中、なんとはなし、明日の寒さに

少しばかり無頓着になれる。そんな四月の小春日和を

みんなが待ち望んでいた気がします。

西荻に散見される「春の間延び風景」をご覧下さい。

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なーんて油断したりすると、また急に寒くなります。

今年はそれがちょっと長く続いているような・・。

夜はやっぱりヒーターのお出ましとなります。

着るものに迷うのもこの季節。

電車に乗れば、車内はちょっと蒸し暑く感じたり、

でも帰りがけの夕暮れは、駅を出ると外気がひやり。

お花見が、えてして寒いのも

そんな寒暖の差が一日の中に極端で、まぁ、それも

春と言えば春。でもまぁ、がらん的見解といたしましては

昼間の桜見物、近所桜ぶらぶらの後は

少し気温も下がっていただいて夕方、南口「なぎ屋」にて

白もつ鍋で熱燗一杯なんてーのが

西荻的に今一番爛漫な印象です。それでその「なぎ屋」さんも

ちょっくらお花見みたいですね。

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さて、ギャラリーがらん西荻も

このたびリーフレットをリニューアルしたく思います。

ギャラリーも開業もうすぐ丸3年、そこで少しだけ

今までの様々な展示に感謝の気持ちもこめて

ちょっとだけ印刷メディアを新しくいたします。

四月中にはリリースしたくただ今制作中です。

また、この四月中までのスペースAB両方のご利用予約

に限りまして大幅割引きキャンペーンを実施中。詳しくは

がらんHPhttp://www.gallery-garan.com/をご覧下さい。

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西荻は静かな街です。

そんな間延びの春を堪能していただきたく、

まぁもつ鍋よし、三人灯パスタランチよし、

アルバⅡ洋風ランチよし、たこ焼きたけちゃんよし、

・・西荻はいろいろよしなのです。

ギャラリーがらんもよろしくお願いいたします。

ここのところの展示exampleアップしたしました!

http://www.gallery-garan.com/05example.htm

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こちらの西荻ブログもよし。

http://kyoukenbob.exblog.jp/

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2008年10月 9日 (木)

ギャラリーがらん日記 87

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http://www.gallery-garan.com/

秋の雨が上がると、毎年のことですが

ある日突然キンモクセイの香りが西荻窪の街中を満たします。

そんな香りの中、ぶらぶら歩いていると、ふと気づいた張り紙。

うなぎの源内丑亭さんがビル解体工事のため移転、

とありました。

えーっ!?? そろそろ遅ればせの秋のうなぎを

食べようと思い勇んでいたからです。ショックでした。

なにやら、来年6月に南口マイロードの中に新店舗開店とか。

つまり、8ヶ月丑亭のうなぎはおあずけということ。

がーーんです。

ばたばたの9月で気がつきませんでした。がっくり。

それにしても、源内丑亭さんはあの店舗でなんと28年も

営業されてきたんですね。アタマ、下がります。

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というわけで、秋の味覚(個人的思い込み)をひとつズルッ

と逃してしまったし、仕事もヒマだし、

実家の草取り墓参りもかねて

木更津は金田まで車で出かけノリハゼを釣りにいきました。

東京湾アクアライン横断橋の下の小さい船溜まり。、

養殖こぼれの海苔や船底についたアオサをついばむ

ハゼを、ぽつぽつと拾うように釣る、のどかな釣りです。

夕暮れまでの結果は、

ほんのりと海苔の香りのするハゼは14尾、

黒鯛の子供であるチンチンが9尾、

スズキの子供のセイゴがひとつ、2時間半で水箱に。

西荻に戻って早速てんぷらの準備です。

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ハゼの天ぷらは、背開きして衣をつけ、ゴマ油をすこし

足してからっと揚げます。天つゆは濃い目で熱いうちに。

ほっこりと、甘く海苔のほのかな香り・・。焼酎はお湯割りで。

それから、ぜったい忘れてはいけないのが、ハゼの骨天。

これはひょっとしたら身よりも旨いかも。塩こしょうして

揚げますから、そのままでいけます。これにもお湯割りで。

うーーーん。表現がいと難しき旨さかな。

しかし、呑気にうかうかしていると、

さらっと家の者たちの胃に消えてゆくのです。

油断ならぬ旨さと言うべきでしょう。金田のハゼ恐るべし。

恐るべし犬は恐犬ボブ。

ちなみに、木更津金田の海苔は実に旨いことも

この場を持ってお伝えしておきましょう。

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そういえば、この秋、三人灯さんも三周年。

なにやらLIVEやらDISCOやらのイベントが催される

ようですね。あー・・そういえば三人灯のランチトマトパスタと

生ビールの組み合わせ、最強です。くーーーっ!!

マスターが目の前で注いでくれるあのクリーミーな泡の

グラス生。あれも、うまく表現できないな・・。いと難しき!

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それから、ひょっこり知り合いが西荻に現れましたんで、

まあ、突然だし、どこ行くか考えない時はとりあえず戎。

でもって戎さんは久しぶりでしたが、やっぱりうまいね。

カシラは塩、鳥皮はタレ、煮込み豆腐、ポテトサラダ、

ハムカツ。居酒屋系王道ラインナップです。

秋刀魚一本炭火焼き!隣りのオトーさんが食べてたの

じっと見ちゃいました。いい感じですね。

でも、カシラ、ほんと旨い。なにげなく、旨い。

それにしても風景がいい。

呑んでる目の前のシーンの移り変わりがなんともいい。

一杯ひっかけて帰ってゆく人々と、時の流れと・・。

ここは、まさに居酒屋。するとまた、外は雨。

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そして、また次の日は西荻の朝がきます。

キンモクセイの香りに誘われて、ふらふらと出歩けば、

西荻は、今日もうまいものだらけ。

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2008年7月27日 (日)

ギャラリーがらん日記 77

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CO-アンティーク・ガラスボタン展、盛況のうち終了です。

CO-(コー)さん、お疲れ様でした。とても暑い日々でしたが

ひどい雨などにはたたられず無事の3日間でよかったです。

それにしても、きれいで涼しげなガラス・ボタンたちでした。

CO-さんのHPはこちら

http://www.co-ws.com/

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今年は梅雨明けからつくづく蒸し暑い毎日が続いています。

ここらで、西荻窪一帯にも涼しい雨がばーっと

降り注いでくれないかなあなどとしきりに思います。

怪しい雲行きになっても、ドバッとはなかなか来ないものですね。

いつの間にか増えていったギャラリーの入り口の花たちも、

ひたすら空を見上げて、心なしかうらめしそう。

・・おっ?ちょっとゴロゴロいってきましたね。

いいかんじです。ざーっとくればかなり今夜は涼しくなるはず・・。

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ところで、話はがらっと変わりますが。

ギャラリーがらん西荻を設計してくれた建築家のNが

一風変わったブログを始めました。

がらんオーナーとNの付き合いはもうかなり長くなります。

でも、そのブログを見るとちょっと意外ですが

今更ながらに初めて知ることも多かったりするのです。

彼は現在下北沢の近所に住んでいます。そこで建築設計全般の

仕事を営んでいるわけですが、彼はそのブログの中で、

今まさに開発計画の中で揺れ動いているシモキタという土地と、

いまだにすごく田舎な彼の実家がある千葉の成田という土地を

対比させています。その名も「シモキタケンチク備忘録」と題し、

移り行く私たちの身の回りを

一ケンチク士(詩)的に見て歩いています。

がらんオーナーはそこに時々、不定期4コマまんが

「シモキタぽんち絵工務店」を掲載させてもらっています。

よろしかったら、どなたかそちら、ちらっと覗いてあげてください。

成田の鮮やかな稲の緑と、下北沢の大型道路開発絵巻が

同時に見られて、なかなかに興味深いですよ。

ケンチクや、改築、増築、シナチク、チャーシュー、

下北沢周辺の旨くて安いラーメン屋のネタもひょっとして

拾えかもしれません。

http://blog.livedoor.jp/osiris1960/

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冷房の効いた、空いてる中央線に乗って、

座ったりするとついつい眠くなります。なんかもう夏の疲れは

ちょっと溜まり始めたんですかね。みんなうつらうつら・・・。

時川さーん、頑張って画いてますかー?ナイスな西荻的DM

好評です。8月下旬まで体力を溜め込んでいてくださーい。

http://tokishin.exblog.jp/

そうそう、がらんの展示example、ちょっと増えました。

御覧くださーい。そうそうそう、恐犬ボブもなんと第130話!!

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2008年5月 5日 (月)

ギャラリーがらん日記・66

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http://www.gallery-garan.com/

前回の調味料御三家につづき、洋風調味トリオは

「ヒカリ・トマトケチャップ」「ヒカリ・中農ソース」

それと、「松田のマヨネーズ・辛口」。

先日、時川真一さんのブログを拝見していましたら、

急にスパゲッティナポリタンが食べたくなりましたが、

ヒカリのトマトケチャップはそれによる連想です。

3点とも、ナモ商会に置いてあります。そして、みっつとも

共通しているのが、ちょっとなめてみて、「あっ」っと思うところ

です。この「あっ」っというのがなかなか無い。

もう、15年ぐらいの付き合いになりますか・・。

松田のマヨネーズはついこの間、マヨネーズ認定を受けられた

というのですから、おかしな話ですね。優れものです。

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それいゆさんは、もう西荻の貫禄ある喫茶店のひとつ。

ナポリタンもいけますが、サンドイッチもかなりグーです。

常連さんも多く、いつも賑わっているお店。よくお店の前に

常連さんのグーなワンちゃんが黒茶2匹おりまして、

がらんオーナーは時々写真を撮らせてもらっています。

この場をお借りしてお礼を申し上げます。

実にグーなたたずまいなんですね。子供が近づいても

じっとしていて大人しいのです。

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さて、GWはとりたててすることも決めず、このように調味料を

眺めたり、ブログをまとめたり、家で魚を料理したりして

西荻を一歩も出ていません。そういえば、前回の「二ザダイ」

ですが、刺身にして食べてみたところ、結構いけました。

ただし、薄作りにしてぽん酢(手しぼりゆずぽん酢)に少し生姜を

搾って・・と態勢は万全な中、ひとつ解ったこと。

それは、食べ始めと食べ終わりで微妙に味が違ったことです。

つまり、なぜ、人々は二ザダイを持ち帰らないのかといえば、

それは「足が早い」から、なんですね。なるほどな、って

納得しました。もう長いこと釣りをしていますが日々是発見です。

だいたいメジナ・黒鯛・はぜ・フナ、が長年のメインステージですけど

その実、外道に学ぶことも多いものです。外道旨し、恐るべし。

「里川のフナ釣り」をネット通販で買い、いつも送ってくださる

「フィッシング・カフェ」と合わせ読みふける日々・・。

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横尾忠則さんが「年をとって自分の中から湧き出てくる

インスピレーションは、その多くが自分の幼少期の体験的

感動を源泉としている」というようなことをおっしゃっていました。

まさに御意。

なぜ、里川のフナ、なのかは、そういったなにかの遠い記憶が

呼び覚ますものなのかもしれません。

名も無き小河川のフナ釣り、はぜ釣りがときめきの根源。

スパゲッティナポリタンのケチャップ味が御馳走で、

バターごはん、とかもね。ちょっとだけ、醤油をたらします。

バターは四つ葉、マーガリンはえーっとえーっと・・・。

そのうち、がらんで全国独断的説得力調味料展、の運びとなるかも。

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2008年5月 1日 (木)

ギャラリーがらん日記・65

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MG5っていうと、「まだ売ってんのかその化粧品?」なーんて

我がオッサンたちはボケたことを言ってしまったりするのですが

「マジギレ5秒前」やら「マジギレ5分前」とか。

我が家の命の調味料、丸正の手しぼり柚子ぽん酢と寿しの酢が

マジ切れ5日前ぐらいでした。というわけで月末の長本兄弟商会

大売出しにて1瓶ずつ買いました。

このふたつに合わせて、はつかり醤油はうちの調味料御三家。

すべてナモ商会で売っています。

中でもこのはつかり醤油、これはもうかなり長い付き合いになります。

本当に感心するぐらい旨い。

大豆と小麦と食塩だけで、どうしてこんな風味が醸し出せるのか、

フシギでなりません。

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兎にも角にもこの御三家、魚には絶対不可欠。

我ががらんオーナーもイラストレーターのトキシンさんのように

釣り好き魚好き。当方は専ら、あんまりかっこ良くない海カンケイ

(それも磯主体)から魚を調達してまいりますが、

それにはこの「はつかりトリオ」なしでは、話にならないのです。

春。とくに香り立つこの季節、魚との相性が試されるように思います。

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特にお刺身。次に焼き物。

トリオを切らしていた日には、それこそ我が家の者たちは

怒り寸前、MG5です。

それにしても徹底的に褒めていますが、本当に

褒めてあげたくなる、シンプルでいて奥行きのある味わいの

醤油たち。醤油の神秘。なのです。

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ゴールデンウイークはどこへも出かけず、

御三家の神秘を家で追求です。

ちなみに魚はメジナと三の字。三の字(二ザダイ)はほとんど

釣り人に捨てられてしまう磯の外道ですが、このたびその

いい型を捨てずに持ち帰りました。

本当にいつも猫またぎなのか、春の検証です。これもシンピ。

神秘といえば、今月の終わりから「九州骨董の神秘」

がらんにてご紹介いたします。

狛犬、民俗仮面、神像、壺・・・。

普段はあまりじっと向き合う機会のない「森のコレクション」

たちが西荻路地裏にざわざわっと集まってまいります。

どうぞお楽しみに。

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2008年4月26日 (土)

ギャラリーがらん日記・64

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西荻の街もすっかり春の匂いに満ちて、

ちらほら紋白蝶やアゲハも見かけるようになりました。

そんなある朝、湯河原の懇意にしている旅館「藤田屋」さんから

どっさり掘りたてのタケノコが届きました。

というわけで早速糠と鷹の爪で灰汁抜き。そのなんともよい香り・・。

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タケノコごはんはやり方もいろいろあると思うのですが、まずは

茶飯に入れて炊くのが香りも春らしくていいかなぁと。茶飯、筍ときて

すぐさま連想したのが「田毎」のたけのこ。あー食べたい・・。

おでん屋「田毎」さんはもうすごく長いお付き合い。

西荻南中央通り商店街を駅から五日市街道の方へ歩いていった

右側に大きな提灯が出ています。

以前は一筋荻窪寄りの、神明通り近くにありました。

銀座お多幸暖簾分け、法被姿の頑固親父がそこにいて、

その様があまりにも絵になっているんで

写真を撮らせてもらいました。

田毎はなんと言いますか、本当におでん屋さんらしいおでん屋さん。

今は亡くなられたご主人の後を

奥様が引き継がれ暖簾を守っておられます。

がらんオーナーはご主人の頃からのお付き合い。

独断的ですが、春おでんは、筍、とうふ、はんぺん、つぶ・・。

でも田毎さんに行ったら、なにはともあれ、とうふ、大根、たまご。

「おでんはさ、他人(ヒト)からダシをもらう方がうまいんだ」

いいこと言うなぁこのおっさん。そう思ったんです。

もう十年以上前のこと・・・。

人生の大先輩、先代早瀬さんの言葉が今も忘れられません。

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先日は春の強い風の中、行ってきました新宿は

コニカミノルタプラザ、

「第33回木村伊兵衛写真賞展」

岡田敦さん「I am」 と志賀理江子さん「Lilly」 「CANARY」

大きな写真の連貼りは圧倒的に迫力があります。

向かい合わないわけにいかない。

そこには、写真特有の「ひょっとしたら見せてはいけないもの」を

鮮やかに見せつける覚悟のようなものが渦巻いています。

評論には、心の闇を全く別のアプローチで描いたふたつの受賞、

とありました。

岡田さんは白ホリに立たせた若い女性の正面アップショット、

リストカットの傷跡が残るかぼそい腕、細いはだか。

志賀さんはロンドン公営団地の人々を撮り、

更にそのプリントに独自の技巧を加えさら撮る内省的演出。

ちょっと霊的なものや超常現象を連想させます。

生と死のまなざし。

そこが2者の共通するテーマ性なのかもしれません。

ただ、ここに展示された写真がすごいな、と思ったのは

こちら側はこの大きな写真と向かい合おうとしているのに、

写し出された向こう側の彼女は、

ひょっとしたら、こちらを見ているようで

実は何も見ていないのじゃないか、という気にさせられたことです。

何も見ていない目。だから、闇?そのあたりは憶測にすぎませんが

赤裸々に向かい合うことができたのは写真家の力です。

ともあれ、これほどまでに「向かい合うこと」の意味=シャシン、

について考える機会を与えてくれた貴重な展示。

28日までやってます。

ところで、がらん、スケジュール・ページ、リニューアルしました。

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2008年3月 2日 (日)

ギャラリーがらん日記・53

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東京経済大学写真研究会・春季展3月3日までやってます。

ここのところ、寒かったり暖かかったりが、

1日のうちで入れかわり、たちかわり。

いきなり強い風が吹いて、赤い砂塵が舞い上がったり。

気まぐれな季節に付き合うのにも、体力がいります。

というわけで、体力づくりにはまず食べるしかないと、

三人灯のランチ「三人灯キーマカレー」+生ビールで

週末午後のスタートとするのは、かなり西荻的です。

イラストレーターの時川真一さんも、

お気に入りの三人灯カレーです。

そうです。なにか西荻には、ちょっとエスニックなメシ、

つまり「ちょいエス」が、一役買って、雰囲気を盛り上げます。

有名な夢飯(ムーハン)の海南チキンライスもよし、

ぷあんのタイランチもよし、ハンサム食堂もよし、

どこもみんないいカンジの「ちょいエス」です。

そして、これらはみんな西荻の和食・洋食・中華フィールドと

調和共存カンケイにあります。

北口には、タイ屋台惣菜ルアントーンもよし。

ちょいエス昼ごはんののち、がらんに足を運んでいただけたりすると、

超独善的食堂ガイド「西荻喰い処マップ」常備しております。

よろしかったら、ぜひ一度ご来場ついでにご覧ください。

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2008年1月27日 (日)

ギャラリーがらん日記・46

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萬福飯店でピータンを頼むと、必ずビールを飲むことになります。

ピータンを食べてビールを飲むと、ビールがすごく甘くなります。

これは本当に不思議。

三人灯のパスタランチを頼むときも、生ビールを飲みたくなります。

三人灯の生ビールは、注ぎ方がとてもプロなので、文句無くうまい。

源内丑亭に行くと、うなぎ屋さんなのにすぐ焼き鳥が食べたくなる。

そして燗をたのんで、うな重はその後です。

松寿司でバッテラを買います。バッテラは鯖です。

するとなぜか隣の穴子も食べたくなる。

穴子は夏、鯖は秋から冬のもの、なのに両方食べたくなる。

以上は、私の「西荻的組み合わせ」なんですが、

きっとどこの町に行っても、あるのだと思います。

そんな食の法則を発見するのも、なにやら楽しいものです。

それで、松寿司でバッテラを買って、ぶらぶら歩いていると

宝家のメンチカツが揚げたてで、

いま、まさにショーケースに並んだところ。

これには、家に帰って必ず缶ビールが寄り添う次第です。

2月からは、展示がぞくぞく。

乞うご期待。

…ギャラリーらしいことも、少しは書かねば。

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2008年1月14日 (月)

ギャラリーがらん日記・43

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がらんのホームページを新しくして、

2008年を迎えることができましたが、

もうホントーにぎりぎりというか、立ち上げてからも

ちょこちょこと手を入れたりと、あわただしい年末年始でした。

もともとアナログな性質なので、デジタルな作業には

エネルギーがいります。

正月の西荻は、アナログの極点のような場所です。

ここで世界のアナログ標準時を決めていもいい

グリニッジ天文台みたいな街です。

人が少ない。

西友しかやってない。

西荻の街にお正月はいつもひとりでいますが、

元日に食べるものはモスバーガーだったり…。

でも、それもいいものです。

西荻は都会ではないけれど、田舎でもない。

「お正月はお正月らしく過ごさなきゃ」というような

空気がまるでないところなんですね。

「どっちでもいいよ」と街は静かです。

そのうち七日ごろに、ぽつぽつとお店が開いて、

いつものように、三人灯に行ったり

バルタザールに行ったり、

源内丑亭、亜瑠馬Ⅱ、つるやに萬福飯店、

長崎亭に、はつねに、丸福、どんぐり舎…。

そうやって、いつもの日常に戻っていくのです。

これらはどこもかしこも、グリニッジ天文台的

アナログ時間が流れるお店たち。

そんな環境にあって、当然ですが、

時代の先端を行くギャラリーがらんは

先鋭的テクノロジーを駆使したホームページを

皆様にお届けする近未来的デジタルITギャラリーです(ウソ)。

トップベージには一部、動画もあります。すごいやつが!

http://www.gallery-garan.com/

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2007年12月 9日 (日)

ギャラリーがらん日記・38

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http://www.gallery-garan.com/

今田さんの絵は、よく動物と人間、動物と動物、人間と人間が

向かい合っている構図で描かれています。

それも大体向かい合っている二人が、とても穏やかです。

そして時おり、その二人の手にはグラスがあったりします。

たぶん、お酒ですね。

穏やかなこころと向かいあって、ふたりの手にはお酒があれば

言うことなし。

なにかそういうことが無性に懐かしくなってくる季節が到来しました。

今度の水曜日、12月12日(小津安二郎生誕日・命日)

朝の番組、はなまるマーケットにて、

長本兄弟商会とその2階のレストラン「バルタザール」が

紹介されるそうです。

長本兄弟商会さんは、がらんを何かと応援してくれていて

とてもありがたく思っています。

そしてその上は、夜家族で行けば、

親は酒、子供は夕ご飯という

組み合わせが実現できる、

西荻的有機酒場「バルタザール」です。

そう、まさにここは西荻有機酒場。

地鶏やら、サバ味噌やら、スズキカルパッチョ、タコライス

自家製ポテトサラダ、季節野菜の煮物などなど、

実に優しくて、それでいて奥行きのある懐かしい味。

それら何皿かテーブルにならべて

お酒を片手にじっくり相手と向かい合うには、

格好のシチュエーション。

もちろん、子供たちも野菜がたくさんとれる定食に大満足。

そんな和風洋風エスニックファームです。

がらんのリーフレット、今田まりクリスマス火山のカードなど

常時置いていただいております。

お子さん連れでもよし。

一杯飲みにふらっと出かけてはどうでしょうか。

日本酒、焼酎、有機ワイン、と種類もかなり豊富です。

さてさて、今田展好評開催中。

がらんは、バルタザールから歩いて1分!!!

http://www.nabra.co.jp/hobbit/hobbit_mura.htm

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