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2009年11月11日 (水)

ギャラリーがらん日記 126

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http://www.gallery-garan.com/

次回のがらんの展示は

「ありがとう201系さようならオレンジ中央線」

http://homepage3.nifty.com/farewell201-orange/

と題した中央線を愛する有志カメラマンによる写真展です。

どうやら近々、あのオレンジ一色の電車が中央線のレールの

上から姿を消すそうです。その勇姿を惜しむシンパシイが

このexhibitionを生み出しました。

確かに、がらんオーナーの記憶の中でも中央線といえば

あのオレンジ一色の電車です。

それはどこか、特に地方から東京に出てきて

中央線沿線に住まれたことのある方なら

動かしがたいイメージのひとつ。そこにはひとそれぞれの

思い出が、それこそ無限に存在するはずです。

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こうして今更に考えてみると、

西荻窪に在住し、もう長くそこに住まう者として

かのオレンジ電車が姿を消すのか、と思うと

そこはかとない寂しさを禁じえません。

その感覚とはなんなのでしょうか。オレンジの電車に乗り、

オレンジの電車に運ばれた人の暮らし、そして運命。

初めて西荻窪の駅に降り立ったのは今からかれこれ・・。

そんな過去の、もはや曖昧な記憶の旅に出る。

ひょっとしたら様々な人の、それぞれ気持ちの写真展に

なるのかも・・・・。是非そうなってほしく思います。

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http://www.gallery-garan.com/03suchedule.htm

ちょっと大げさな言い方ですが、

それまで当たり前にあったものが、ある日突然なくなると

人は慌ててそのものの意味を考えたりします。

展示にも似たところがあります。がらんで今、そのひと時

行われている展示が、やがて終わります。すると

そこに繰り広げられていたその表現という物事が消えて

まさに「がらん」としたそのスペースを前に

その展示についてもう一度改めて考えてみたする。

そのときに感じる残像もまた、記憶という名の

exhibition、・・・なのかもしれませんね。

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「ありがとう201系さようならオレンジ中央線」

中央線写真展はギャラリーがらん西荻にて

11月21日(土)から23日(月・祭)まで。

みなさま、お誘い合せの上お越しください。

もちろん、電車フォトマニアには必見マニアックフォト

アートの世界に、カメラ御持参、勇んで御来場ください。

がらんのその後は

今田まり画伯の絵本原画展

「12がつの音がくる」12月8日(火)より12日(日)

とつづきます。

http://www.gallery-garan.com/image/jpg/suchedule/2009/19imadamari/12gatuno_oto_L.jpg

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世の中は年末に向かってあわただしくなる、

そんな師走のちょっと前の、少し間延びした季節。

日々の新聞テレビネットはとてもなにやらかまびすしく、

なんだか師走の前にはひとたび落ち着きたい気分です。

近所をカメラでパチパチぶらぶらの

「近カメブラブラ」が少し足りないのかも・・そんなこと思いつつ

重い腰をヨッコラショとばかり持ち上げました。

さてと。こちらの中央線などもどうぞ。

http://kyoukenbob.exblog.jp/

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