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2008年7月14日 (月)

ギャラリーがらん日記 75

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http://www.gallery-garan.com/

「夏におはよう!」今田まり原画展、終了です。

今田さん、お疲れ様でした。そしてお越しいただいた

様々な方々に大きな夏の感謝です。この期間中に

世間はすっかり夏になりました。幸い天気にもめぐまれた小学館

おひさま原画展。今田まり作「トンガリとホノ」掲載のおひさま8月号

はたった今書店で売っています。よろしかったら、

また書店で開いて見てください。

「トンガリとホノ」の真っ赤なトマトが夏の色に染まっています。

定価590円です。

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さてさて。

先日、下北沢本多劇場にて観てまいりました加藤健一事務所

ケン・ラドウィッグ作の翻訳劇「レンド・ミー・ア・テナー」。

主演の日下由美さんから御招待いただき、

じっくり観ました二時間二十分。ストーリーは、

イタリアの世界的に有名なオペラ歌手をイギリスに招いての

一大公演、その前夜から始まります。

その歌手自身のわがままによるイザコザの末、

全く無名のアマチュア歌手が、その当人に成り代わり

大舞台に立って大喝采を浴びてしまう・・・。

その事前、事後を描いた舞台裏コメディ。傑作でした。

この芝居の見所は、ドタバタの作為のもと仕組まれた「偽装」が

やがてその関係者全員、しかも仕組んだ本人たちまでも

誤解の渦へと巻き込んでゆく面白さにあります。

中でも、その当事者同士が

「ひとつのモノゴトをめぐって解釈を間違っている」シーンが

見ものです。一方はオペラ歌手の実力について語り、

聞いているもう一方はそれを男と女の夜のテクニックの

ことだと思ってる。人をくすっと笑わせるドラマツルギィの原点

がそこにありました。

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優れたシナリオと、計算された間を作る演出と、なにより

並々ならぬ俳優の技量によってその「くすっ」は生まれるのだなぁ

と久々に感心した舞台でした。さすがのカトケン、そのステージを

飾る面々は一筋縄ではいかぬツワモノ揃い。うーーーむ・・

すごい勉強になりました!日下さん、ありがとうございました。

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西荻窪もすっかり真夏の様相で、そんな西荻の

極めてご近所さんが次回のがらんの展示です。

CO-さんは西荻南口で英国アンティークボタンを扱ってらっしゃる

おふたりです。わざわざイギリスに出かけられ、1940~1950

年代のオートクチュール専用ガラス・ボタンを

買い付けされています。今回はそれら+グッズの展示販売です。

CO- 英国アンティーク・ガラスボタン&グッズ展は

7月18日から3日間、詳しくはギャラリーがらん西荻の

ホームページをご覧下さい。

http://www.gallery-garan.com/

http://co-ws.com/info/index.html#c1

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たぶん、東京の梅雨明けも真近いはず。梅雨時の

晴れ間の日射はすごいですね。どうやらこの夏は

猛暑の気配でしょうか。直射を避けての近カメ・ブラブラですが

もう帽子が欠かせなくなりました。ではこの頃の

西荻的風景など連続してお届けいたします。

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そしてそして、きたる8月は西荻ラブなExhibition

「トキシン・西荻ラブ画報!」、それから続く展示の数々・・。

がらんオーナー、暑さに負けてはいられません!

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コメント

私はこの処の熱帯夜で、早くも少々バテ気味ですが。。。ボブさんは毎日の充実した食生活で、体調管理も万全の事と思います。羨ましい限りです。
加藤健一さんと言えば、若かりし日に新宿紀伊国屋ホールで観た、つかこうへい劇団での芝居で、キザ男の役を見事に演じ切っていた姿を思い出します。当時、女房が加藤さんのファンだった事なども懐かしく思い出しました。
後輩育成等にも力を注ぎ、数々の賞も受賞され
未だに意欲的な加藤さんの活動を見ていると、自分の励みにもなります。

投稿: sunafukin_b | 2008年7月14日 (月) 17時11分

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