ギャラリーがらん日記・52
東京経済大学写真会・春季学外展が始まりました。
がらんの中には、今、from Tokyo/Kokubunjiの奔放な美意識が
吊るされたり、貼られたりしています。
お時間があれば、そういったものたちと向かい合ってみませんか。
それはきっと明らかに、「誰かの目に映ったモノゴト」として
そう見えたこととして、展示されています。どうぞお楽しみに。
さて、前回の続きで、鈴木慶一さんのニュー・ソロアルバム
「鈴木慶一ヘイト船長とラヴ航海士」について。
これって、オジサンのつくったオジサンのためのロック新系譜と
位置づけられる訳ですが、
なんとも不思議な居心地のある作品になっています。
別にジャンルはどうでもいいのでしょう。
明らかにこのアルバムのスタートは
1976年の「火の玉ボーイ」です。
その32年後のリニューアルロックミュージックとしては、
「え?」と驚くくらい、今更にピュアです。
ライナーノーツにも、ロック的な「初期衝動」って書いてありますしね。
個人的には、昭和の方がロックだと思っていますから、
これは新昭和ロックとでも言いたい感じです。
って、こんなこと、鈴木慶一さん以外、誰がやれるかっていうと
なかなかいませんね。
当時は5歳だった曽我部恵一さんが
協力したらできちゃったというのも、
なんとも痛快な新昭和洋行ツアー。
今宵も船出します。
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